突然ですが、ブログを作るにはドメインというものが必要なことはご存知でしょうか?
そもそもドメインの意味すら知らないから、いきなりブログに必要といわれてもピンとこないんだが。
うん、そうだろうと思ったよ。だから、今回はこれからブログをやる人に向けて、ドメインについて以下のことを説明していくよ。
ドメインについて紹介すること
- そもそもドメインとはなんなのか?
- ブログでドメインは、どんな役割があるのか?
- ドメインの種類にはどんなものがあるのか?
これから初めてブログ(サイト)を作るひとであれば。ドメインの意味と役割を知るだけでも、アクセスを集めて収益をあげられるブログをより作りやすくなるので、ぜひ確認してみください。
ドメインとはなんなのか?
ドメインとはなんなのか。それをひとことでいうと、ずばりドメインとは「インターネット上の住所」になります。
そして、どんなブログ・サイト・メールにも、このインターネット上の住所がつけられています。
おい、インターネット上の住所ってなんだよ?もっと分かりやすく言えよ。
そうだね。インターネット上の住所ではなく「URL」って言えば分かるかな?
おう、それなら知ってるぜ。たしかこれだろう。
うん、まさにその通り。それがURLだよ。
ドメインとURLの違い
じゃあ、ドメインとURLの違いについては分かるかい?
いいや、なんとなくドメインがURLに関係してそうなことは分かったけど、具体的にはさっぱりだぜ。
という人もおられるかと思いますので、具体的にドメインとURLの違いについて説明します。
分かったぜ。URLの一部がドメインになっているってことだな。
その通り。URLはインターネット上の住所すべてを表すもので、ドメインは住所の一部を表すものだよ。
もう1つ例として、超有名なyahooサイトの場合で、URLとドメインを説明すると。
URLは、「https://www.yahoo.co.jp/」となり。
「yahoo.co.jp」がドメインとなります。
おっ、この説明でピンと来たぜ。
こんな感じで、インターネットでブログやサイトを見ているなら意識していないだけで、必ずドメインは目にしているはずなんだよ。
たしかにな、こう説明されたらドメインって必ず目にしてるはずだって、よく分かったぜ。
補足:URLにおけるwwwとは
ちなみに「https://www.yahoo.co.jp/」のように、wwwが付いているブログ(サイト)もあります。
このwwwはホスト名と呼ばれ、ブログ(サイト)のURLを構成する一部となります。
ただし、「https://yahoo.co.jp/」のようにwwwなしでも正常なアクセス可能なので、www.について特に意識しなくても問題ありません。
先をyahooを例にすると「https://www.yahoo.co.jp/」と「https://yahoo.co.jp/」は同じサイトを意味するよ。
ドメインとIPアドレスの違いについて
突然ですが、先にあげたドメイン「yahoo.co.jp」と、IPアドレス「182.22.59.229」の違いは分かるでしょうか?
そもそも、IPアドレスってなんだよ?そこから教えてくれよ。
IPアドレスとは、インターネット上の存在するサーバーを特定する住所になるよ。
つまり、ドメインとIPアドレスは同じURLを表す役割と持っていることになります。
えっ、ドメインとIPアドレスが同じって、いったいどういうことなんだ?
元々、インターネットの住所はIPアドレスで分かるようになっていましたが、IPアドレスのような数字の羅列では人は覚えにくいし、レンタルサーバーを変更してIPアドレスが変われば、また数字の羅列を必要な設定分を変更しなければなりません。
そこで、IPアドレスを分かりやすい文字列として認識するために登場したのがドメインです。
このドメインとIPアドレスを紐づけることにより、IPアドレスが変わっても。ドメインだけ覚えて設定しておけば、インターネット上に変わらず表示できるようになったというわけです。
この2つは同じインターネット上の住所を表す。
ドメインとIPアドレスの関係
では、例を交えてドメインとIPアドレスの関係を見てみましょう。
上記図のようにドメインとIPアドレスが紐づいているからこそ、我々ユーザーはインターネット上でIPアドレスではなく、ドメイン名でアクセスすることが可能となっています。
ネームサーバーとは?DNSとは?
実際にドメインを利用する時にネームサーバーやDNSという言葉がよく出てきますが、ではこのネームサーバーやDNSとは何なのでしょうか?
まず、DNSとネームサーバーは全く同じ意味と役割を持っており、単に呼び方が違うだけです。
ネームサーバーとDNSって、どっちが正式な名称なんだ?
特にどっちが正式な名称って決まっているわけでもないから、ネームーサーバー、DNSどちらの言葉を使っても問題ないよ。
ネームーサーバーの役割はインターネット通信時にドメインをIPアドレスに変換して名前解決を行うサーバーになります。
このネームーサーバーがあるこそ、ドメインとIPアドレスを紐づけができているんだよ。
なるほど。ドメインとIPアドレスとネームサーバーで1つの仕組みを作ってるってわけか。
そういうことだね。
ブログにおけるドメインの役割
ドメインの意味について説明できたところで、今度はブログにおけるドメインの役割について説明します。
やっとかよ。待ちかねたぜ。
まず、ブログにおけるドメインの役割については主に2つあります。
インターネット上にブログを公開するための役割
ブログでもサイトでも、インターネット上に公開しようとするならURL(インターネット上における住所)が必ず必要になります。
そして、ブログやサイトのURLを作るにはドメインがなければできないため、必然的にドメインも必要になるというわけです。
なるほど、ドメインがないとブログやサイトをネット上に公開して、みんなに見てもらうことすらできないってことだな。
うん、その通り。だから、ブログやサイトを作るなら絶対にドメインは必要になるってわけだよ。
また、レンタルサーバーを借りてWordPressや賢威などでブログを作るときも、無料ブログでブログを作るときも、必ずドメインが必要となります。
つまり、俺のようにWordPressか無料ブログでブログを作りたい場合は必ずドメインがいるってことか。
その通りだよ。ちなみにIPアドレスでブログを公開するのは、ドメインを使うより何倍も大変だし専門知識がいるから、初心者ではまずできないと思うよ。
ブログの検索順位を決めるドメインパワーを持つ役割
GoogleやYahooの検索結果の順位を決める大きな指標として、ドメインパワーの強さがあります。
なんだよ。ドメインパワーって?
簡単に言うと、各ブログやサイトがGoogleやyahooの検索エンジンにおいて、どれくらい価値があるのかを表す指標の1つだよ。
じゃあ、ドメインパワーが高ければ、いい検索順位がついて検索結果の1ページ目に表示されるやすくなるってことか?
その認識で間違いないよ。また、ドメインパワーが強くなれば、ブログやサイトで新しく作った記事も素早く検索結果に登録されるようになるよ。
つまり、ドメインパワーが強くなればなるほど、検索結果からより多くの人が、そのブログやサイトを見に来てくれることになります。
ドメインの種類について
ドメインには「独自ドメイン」と「サブドメイン」という2種類のドメインがあります。
ただし、どちらのドメインもこれまで説明した、ドメインの意味とブログにおけるドメインの役割については変わりません。
まあ、どの種類のドメインも役割や意味が変わらないならよかったぜ。なら早速、2種類のドメインについて特徴を教えてくれよ。
独自ドメインとは
独自ドメインとは全て部分のドメイン名を自分で決められるドメインのことです。
そのため、文字通り「世界でたった1つだけのドメイン」となります。
そして、独自ドメインは法人であっても個人であっても。ドメインの取得料金さえ払えば、その独自ドメインは永遠に自分のものとなります。
ただし、1年に1回更新料を払う必要があって、払わないと独自ドメインの所有権を放棄したとみなされるよ。
まさか、その更新料金や取得料金って、何万円もするわけじゃないよな?
それについては大丈夫だよ。ほとんどの独自ドメインは100円~3000円以内での取得料金と更新料金になるよ。
そうか、それならまだ俺でも払えそうだぜ。
ちなみに、この僕のブログでも独自ドメインを使っていて、取得料金・更新料金はともに1050円くらいだよ。
サブドメインとは
サブドメインとは、独自ドメインを分割して利用するドメインになります。
例えば、自分が「pcgoods.com」という独自ドメインでPCグッズに関するサイトを持っていて、さらに「ゲーミングPC専用サイト」と「ビジネス用PCレビューブログ」を作りたい場合。
「pcgoods.com」のサブドメインを作れば、新たな独自ドメインを取得しなくても、新たにブログやサイトを作ってインターネット上に公開できます。
・PCグッズサイト
pcgoods.com
※独自ドメインを使っている
・ゲーミングPC専用サイト
gaming.pcgoods.com
※「pcgoods.com」のサブドメイン
・ビジネス用PCレビューブログ
business.pcgoods.com
※「pcgoods.com」のサブドメイン
今回の例の場合だと「gaming.」や「business.」が『pcgoods.com』のサブドメインにあたるよ。
サブドメインは無料で作れる?
なあ、サブドメインは作るたびに費用がかかるのか?
いや、サブドメインは全て無料で作ることが可能だよ。
サブドメインは独自ドメインと違っていくつでも無料で作ることができて、それがサブドメインの大きな特徴となります。
共用ドメインとは
レンタルサーバー会社や無料ブログサービスでは、その会社があらかじめ取得・管理している独自ドメインをサブドメインとして、サービスを利用するユーザーに提供しており、このドメインを共用ドメインと呼びます。
サブドメインは無料で作れるから、無料ブログやレンタルサーバー会社が用意した共用ドメインは無料で利用できるメリットがあるよ。
なんだ。ブログをやるためには、ドメインをお金をかけて取得・更新しないと行けないと思っていたけど。この共有ドメインを使えば、ドメインについては無料なるからよかったぜ。
ふふっ、本当にそうだね。
なんだよ。気持ちの悪い笑い方をしやがって。
ふふっ、なんでもないよ。
補足:サブディレクトリとは?
サブドメインに似た言葉にサブディレクトリというものがあります。
サブドメインと同じくサブディレクトリでも、1つの独自ドメインから複数ブログ(サイト)を作ってインターネット上に公開できます。
例えば、独自ドメイン「sample.com」をサブディレクトリで分割してブログ(サイト)を作った場合のURLは以下のようになります。
http://sample.com/subsite1
http://sample.com/subsite2
※赤字の部分がサブディレクトリとなる。
ただし、サブドメインと同じく複数サイトでブランディングを統一させる目的が無ければ、サブディレクトリで複数のブログ(サイト)を作るのはおすすめしません。
ちなみに、同じサーバーで独自ドメインのサイトとサブディレクトリサイトに分けてもブランディグ面以外では全く意味がないよ。
まとめ
ドメインの意味と、ブログにおける役割と、ドメインの種類で「独自ドメイン」・「サブドメイン」・サブドメインの派生として「共有ドメイン」について説明をしてきましたが、分かりましたでしょうか?
ブログにおける、ドメインの役割と重要性については理解できたぜ。サンキューな
それはよかったよ。じゃあ、そんな君にこれから1つ質問をするよ。
なんだよ。もったいつけやがって、早く言えよ。
じゃあ質問だよ。「君がアフィリエイトで稼ぐ目的で作るブログには、独自ドメインと共有ドメインのどちらを使うんだい?」
なんだ、そんなことか。そりゃ当然、無料で利用できる共有ドメインに決まってるだろ。
ふふっ、本当にそれでいいのかい?
まさか、共有ドメインって、なにかデメリットがあるのか?
今、クロネコくんが疑問を抱いたような。
アフィリエイトで稼ぐ目的で作るブログにおいて、独自ドメインと共有ドメインのどちらを使うのが正しいのかは、次回の記事で説明したいと思います。
じゃあ、みんな次回の記事で会おうね。
ここまでひっぱっておいて、生殺しとは、そりゃないぜ。
Coming Soon
コメント