ConoHa VPSに比べ、初心者でも利用しやすくなっているレンタルサーバーのConoHa WINGは、メールやホームページ作成での利用はもちろん、WordPressの運用をサポートしてくれる機能が満載です。
また長期利用にお得な「WIGNパック」というサービス形態も用意されています。
今回は、ConoHa WINGの活用方法と「WINGパック」について詳しく紹介していきます。
他社のサービスと比べてどのくらいお得なのかも知りたいぞ!
そうだよね、その辺りもしっかり押さえて説明していくよ。
ConoHa WINGはどんな使い方ができるの?
ConoHa WINGは、独自に用意されたコントロールパネルからほとんどの操作ができる、初心者でもとても利用のしやすいサーバーサービスです。
ConoHa VPSにもコントロールパネルはありますが、実際にメールアドレスを作成しようとしたり、FTPでデータをアップロードしたりしようとした場合、サーバーを構築するという下準備が必要となります。
それらの操作を省いてすぐに利用できるようになっているのがConoHa WINGです。
いわゆるレンタルサーバーとしての特徴を持つConoHa WINGですが、データベースのMySQLは、サーバーの容量内であれば無制限で作成ができます(1データベース当たりの容量は4.5GB)。
またブログやホームページを作成できる人気のWordPressの立ち上げが簡単にできるようになっています。
立ち上げだけではなく他社サーバーから簡単に移行できる機能や、WING内のWordPressサイトのコピー機能、Webフォントやセキュリティ関連の設定を簡単に行える管理画面なども備わっています。
いまや必須となっているSSLも、無料で「Let’s Encrypt」が利用できます。
もちろんわずらわしい設定は不要で、管理画面から簡単に設定できます。
ConoHa WINGは、レンタルサーバー業界で近年競われているサーバーの高速化にもしっかりと対応していて、ストレージには全プランSSDが採用されています。
Webサーバーには高速処理と安定性に優れたnginxが採用されています。
レンタルサーバー選びの必要最低条件となりつつあるSSLの利用や高速化にバッチリ対応しているのが、ConoHa WINGなんだ。
人気WordPressテーマが割引で買える!
WordPressの新規構築や、他社サーバーからの移行、WING内でのコピー・移行に関する機能が充実していてストレスなくサーバー運用をしていけるConoHa WINGですが、WINGパックを利用するとことで、WordPressの各種人気テーマが割引で購入することもできます。
ConoHa WINGで提供している各テーマについて紹介していきます。
「テーマ」っていうのは、たしかWordPressで作るサイトの大枠のデザインが設定できるようなものだったよな。
その通り!テーマ次第でとってもオシャレなサイトが構築できちゃうんだ。
THE SONIC
最近になって新たに提供が開始されたのが、「THE SONIC」です。
「THE SONIC」は約10億ほどの組み合わせパターンが作れる豊富なデザインが用意されていて、記事作成もとてもスムーズにできるエディタが備わっています。
また作成したサイトを収益につなげることができる機能も標準で実装されているので、アフィリエイトを始めようとしている方にも適しているテーマです。
通常料金が7,800円(年額)ですが、「WINGパック」と一緒に利用することで5,980円(年額)になります。
SANGO
「SANGO」は操作性に優れたテーマで、直感的に分かりやすい作りになっています。
見出しやボタン、ボックスなどの記事を書く上で利用するパーツがそれぞれ20〜30と豊富なところが特長です。
またスクリプトを使わずHTMLとCSSのみを使用したアニメーションをサイト内に導入できることもできます。
かわいらしいデザインが目立ちますので、趣味サイトや女性向け情報サイトなどに特に向いているテーマと言えます。
通常料金が13,455円ですが、「WINGパック」と一緒に利用することで12,955円になります。なお年額ではなく購入金額となります。
JIN
WordPressのデザインは、全体的にはテーマを適用することで設定ができます。
ただ各パーツそれぞれ分かれていて、パーツごと詳細に設定していこうとするとどのに該当設定があるのか迷うこともあります。
それを解消してくれるのが「JIN」です。
ボタン一つでヘッダー、サイドバー、フッターなどのデザインの切り替えが簡単にできます。
また記事作成時のエディター内のボックスや吹き出し、強調などの設定も簡略化されています。
通常料金が10,000円ですが、「WINGパック」と一緒に利用することで9,000円になります。なお年額ではなく購入金額となります。
Cocoon
「Coccon」は元々無料のテーマで、もちろんConoHa WINGでも無料で利用できます。
無料とは思えないほど機能が充実しており、インストールすると専用の設定画面がダッシュボード内に表示され、WordPressの各機能を把握していなくても大抵の部分は簡単に設定できるようになっています。
「WINGパック」の料金詳細
それでは実際に「WINGパック」の料金を見ていきましょう。
以下は、ConoHa WING各プランの通常料金と「WINGパック」を利用した場合の料金を比較した表です。
プラン | SSD容量 | 転送量 | 通常月額 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
ベーシック | 250GB | 9.0TB/月 | 1,200円/月 | 720円/月 (480円お得!) | 680円/月 | 640円/月 |
スタンダード | 350GB | 11.0TB/月 | 2,400円/月 | 780円/月 (1,620円お得!) | 740円/月 | 700円/月 |
プレミアム | 450GB | 12.0TB/月 | 4,800円/月 | 3,120円/月 (1,680円お得!) | 2,960円/月 | 2,800円/月 |
最大60%オフとなるお得な価格での契約は、現在のところ2020年11月13日(金)18:00までの限定キャンペーンとなっています。
対象は12ヶ月以上の「スタンダード」プランとなっていますが、「スタンダード」以外のプランも20%オフでの申し込みが可能です。
またWordPressのインストールから独自ドメイン、SSLなどを全て自動で行ってくれる「WordPressかんたんセットアップ」という機能も「WINGパック」を申し込んだ際に利用ができます。
このように「WINGパック」はサーバー料金が安くなるだけではなく、利用できるサービスやテーマの購入の部分でもお得になってきます。
他社サービスとの比較
他社サービスとも比較できるように、エックスサーバー、さくらサーバーの長期割引サービスについても見ていきます。
まずはエックスサーバーの通常料金と長期契約時の料金比較です。
なお2020/11/05 18:00まで、12〜36ヶ月はキャンペーン価格でお安くなっています。
プラン | SSD容量 | 転送量 | 通常月額 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
X10 | 200GB | 150GB/日 | 1,200円/月 | 800円/月 (通常料金:1,000円) | 760円/月 (通常料金:950円) | 720円/月 (通常料金:900円) |
X20 | 300GB | 180GB/日 | 2,400円/月 | 1,600円/月 (通常料金:2,000円) | 1,520円/月 (通常料金:1,900円) | 1,440円/月 (通常料金:1,800円) |
X30 | 400GB | 200GB/日 | 4,800円/月 | 3,200円/月 (通常料金:4,000円) | 3,040円/月 (通常料金:3,800円) | 2,880円/月 (通常料金:3,600円) |
次にさくらサーバーの通常料金と長期契約時の料金比較です。
「プレミアム」以上のプランを契約した場合、年払い、月払いにかかわらず、本来従量課金制であるCDNが1,000円分無料で利用できます。
CDN:アクセス集中等で大量な転送量が発生する場合に、専用機器が安定稼働できるよう調整してくれる仕組みです。
プラン | SSD容量 | 転送量 | 通常月額 | 12ヶ月 |
スタンダード | 100GB | 160GB/日 | 524円/月 | 約437円/月 |
プレミアム | 200GB | 200GB/日 | 1,571円/月 | 約1,310円/月 |
ビジネス | 300GB | 230GB/日 | 2,619円/月 | 約2,183円/月 |
最後にWINGパック「スタンダード」プランとエックスサーバー、さくらサーバーの同スペックプランを12ヶ月で契約した場合を比較してみましょう。
サービス | WINGパック | エックスサーバー | さくらサーバー |
プラン名 | スタンダード | X10 | プレミアム |
初期費用 | 無料 | 3,000円 | 1,048円(税込) |
月額換算 | 780円 (通常料金:1,200円) | 800円 (通常料金:1,000円) | 約1,310円(税込) |
SSD/HDD容量 | 350GB | 200GB | 200GB ※HDD |
転送量 | 7.0TB/月(約233GB/日) | 150GB/日 | 200GB/日 |
データベース数 | 無制限 | 無制限 | 100個 |
ドメイン数 | 無制限 | 無制限 | 300個 |
その他特徴 | ■パック契約がある限り 永久無料のドメイン有り ■人気のWordPressテーマ を複数提供 | ■1年無料のドメイン有り ■高速化「Xアクセラレータ」が 標準搭載 | ■WordPressの表示高速化 ■最大8世代のWordPress バックアップ可能 |
今回のキャンペーンを利用するならConoHa WINGが総合的にお得な気がするぜ。
エックスサーバーやさくらサーバーは無料で利用できる期間がありますが、ConoHa WINGにはありません。
ただ無料期間は2週間程度のため、初期費用が無料なので初期コストをかけたくない場合にConoHa WINGは魅力的です。
なおそれぞれのサービスで無料取得できるドメインは、種類が決められているのでご注意ください。
申込方法を解説
申し込み方法はいたって簡単です。
コントロールパネルにログイン後、上部の「WING」を選択した状態で左メニューの「サーバー追加」をクリックするとすでに「WINGパック」での申し込みタブになっています。
希望の契約期間を選択してプランを選びます。
あれ!プランのところの料金、さっきの表と違うぞ!
まあまあ、あせらずに。説明を続けるよ。
「初期ドメイン」には任意の文字列を入力します。
実際のメールアドレスやホームページのURLとして利用することもできます。
「サーバー名」は後々、用途が分かりやすい名前に設定します。
特にない場合は、表示されたままでも問題ありません。
「WINGパック」を選択している場合は下部に「WordPressテーマ」というアコーディオンが表示されます。
こちらで各種テーマを同時申し込みすることが可能です。
※購入型と1年ごとに支払いするテーマがあるのでご注意ください。
右側の欄に申し込み内容の内訳が出ているので、確認します。
上記画像は「スタンダード」プランの12ヶ月とWordPressテーマ「THE SONIC」を選択した際の内訳です。
クロネコくん、ここに表示されている「9,360円」を12ヶ月で割ってみて。
おお「780円」!たしかに表と同じだな。よろしい、次いってみよう!
確認したら「続ける」をクリックします。
※「初期ドメイン」の文字列がすでに使われているなど、内容に問題がある場合はここでエラーが出ます。
問題がない場合は、決済画面が表示されるので決済を完了させます。
以上で「WINGパック」の申し込みは完了です!
24万アカウント突破記念キャンペーン
ConoHaのアカウントが24万を突破したことを記念して、2020年12月11日18:00までお得なキャンペーンが実施されています。
キャンペーンの対象はWINGパックの新規申し込みです。
WINGパックは、ConoHa WINGを長期で申し込む際にサーバー料金が安くなる申し込み方法ですが、今回のキャンペーンではさらに安くなります。
ConoHa WINGの「ベーシック」プランを新規にてWINGパックで申し込むと、最大半額の50%となります。
36ヶ月契約をすれば月額400円で利用できます。
12ヶ月プランでも10%、24ヶ月プランでも40%お得です。
またすでに通常料金でConoHa WINGを利用している人も、WINGパックの「ベーシック」プランに変更した場合はキャンペーン対象になり、同率の割引が適用されます。
まとめ
以上がConoHa WINGと「WINGパック」に関する紹介でした。
通常時でもパックで長期の申し込みをするとお得な価格になっていますが、今回のキャンペーンではさらに破格な料金で提供されることとなりました。
また新たに提供開始となったWordPressのテーマ「THE SONIC」を始め、ConoHa WINGではそれぞれ違う特徴を持ったテーマが提供されています。
標準搭載の機能だけでもWordPress構築の手助けをしてくれるものがたくさん備わっていますが、テーマを利用することでさらにサイト作成の手間から開放されます。
今後WordPressでの長期サイト運営を予定していましたら、ぜひ「WINGパック」の申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
コメント